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「金持ち=長財布」って本当?そこに隠された真実とは一体?

お金に興味がある人なら、「お金持ちは長財布を使っている」という話を一度は聞いたことがあるでしょう。

本やセミナー、インターネットなどでより詳細な情報に触れた人もいるかもしれません。

しかし、今は情報が溢れかえっている時代です。

その話の信ぴょう性を議論しなければ何も始まりません。

そこで今回は、「お金持ち=長財布」といった話がなぜ流行ったのか?

その話の信ぴょう性はどのくらいあるのか?

について見ていきたいと思います。

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長財布の話を考える前に、次の12個の文を読んでみて下さい。

一体何を感じ、何を思うでしょうか?

この体験は一度しかできません。

ですから、何度か読み直してみて下さい。

そして、存分に味わって頂きたい。

消化不良と言う名の心が満たされないモヤモヤ感を。

では、スタート!

● お金より大切なものがある

● 最初の判断が大切だ

● 譲り合いの精神を忘れてはいけない

● 過去の経験は役に立つ

● 時間は一秒でも惜しい

● Free(無料)だからといって、Freedom(自由)ではない

● 夜は音がよく響く

● 前もって予測することはできない

● ルールより大切なものがある

● 日本は白と赤がシンボルだ

● 昔はよく公衆電話を利用していた

● 冷静さを失ってはいけない

(脈略のない文がただ並んでいるだけでは……)

(で?)

(結局何が言いたいの?)

と、思った人も多いのではないでしょうか?

一つひとつの文章に不自然さはありません。どれもよく聞く内容です。

しかし、各々の間に関係性が見えてこないため、この無秩序に集められた集合体に、歯がゆさを感じるはずです。

「大切な “何か” が欠けているのであろう……」とは思うのですが、それが “何か” が分からない。

その後味の悪さで、胸の内がモヤモヤとしているのではないでしょうか?

このモヤモヤを解消する魔法はたったの一言です。

それは “救急車” です。

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あとは説明など不要でしょう。

先ほどまでのモヤモヤ感は、もはや味わうことはできません。

独立していた12個のピースが、“救急車” というワードを起点に繋がったはずです。

まだピンときていない人は、救急車の姿形を想像しながら、先ほどの12個の文を読み直してみて下さい。

そして、感じてもらいたい。

欠けていた “何か” が “救急車” であったことを。

暗いトンネルの中から一筋の活路を見つけ出し、目の前が眩いばかりの光に包まれる

といった体験をしたところで本題に戻りましょう。

「なぜ、お金持ちは長財布を使っているのか?」という話です。

この話の中にもある考えに基づく “何か” が眠っています。

その “何か” を見つけるためのカギは、お金持ちの共通点を探ることではありません。

お金持ちとそうでない人を比較したら、相違点が出てくるのは当然です。

生活が異なるのですから、そこに発生する不都合も異なります。

もし、百万円を持ち歩くとしたら、折りたたみ財布では不便です。

そもそも折りたためるのかが怪しいものです。

それゆえ、お金持ちにはお金持ち特有の傾向が現れます。

その傾向だけを見て、「新しい発見があった」と喜んでいては、大切な本質を見誤ります。

「お金持ちには長財布を使っている人が多い」という共通点から、「長財布にはお金持ちになる秘訣が隠されている」と結びつけるのは早とちりとしか言いようがありません。

● お金持ちはお金の向きを揃えて財布に入れる。

● レシートを貯めこまない。

● クレジットカードは1~2枚しか持っていない。

● 年収の1/200の財布を使っている。

といった話も同じです。

共通点とは、ある思考や不都合に基づいた結果です。

その結果だけを真似しても、お金持ちと同じ境地には立てません。

大切なのは「なぜ長財布を持とうと思ったのか?」 その理由です。

これを見誤ると本質を見失います。

同じタイプの例として、“成功者=トイレ掃除” の話があります。

「一代で成功を収めた経営者はトイレ掃除を進んでやっていた」という話です。

この話を真に受けて、トイレ掃除を一生懸命やっても一流の成功者にはなりません。

これも参考にすべきはその結果ではなく、考え方にあるからです。

もし、この話が本当であればトイレ掃除を行っている清掃員は、全員お金持ちになっていなければ、つじつまが合いません。

「一流の成功者は他の人が面倒臭がることや、嫌がることも進んでやる」

これが、この話の本質です。

それを「他の人がやらないことにはチャンスがある」と言っても、話のネタとしては面白くありません。

ましてや、人を惹きつけることなどできません。

ですから、注目を集めるためにヒネリを加えて、「成功者はトイレ掃除を進んでやる」と言い換えているのです。

真似すれば効果があるから流行ったのではなく、

「えっ?なんでだろう?」と一瞬でも思わせたら、そこに人が集まるから流行ったのです。

つまり、「お金持ち=長財布」や「成功者=トイレ掃除」といった話に、信ぴょう性など存在しません。

データが真実であったとしても、そのデータが「原因と結果」を正しく結びつけるとは限らないのです。

“原因と結果” を見極めるセンスを身に付けるには?

「救急車と言えば白と赤だよね」には、「そうだよね」と共感できても、

「白と赤と言えば救急車だよね」には、「ん?」となります。

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それと同じように、

「100万円を持ち歩くには長財布の方が便利」といった内容には共感できても、

「長財布を持っている人は、大金を持っている」には違和感を抱くはずです。

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この「ん?」と思う違和感をどれだけ精度よく感じられるか、その感受性が「原因と結果」の見極めに大きく影響します。

お金持ちが長財布を持っているのは、「お金に対する関心が強いから」「お金を好きだから」「お金を大切に扱いたいから」といった何かしらの “考え” があるからです。

それを「お金持ち=長財布」と目先の類似点だけで結論を決め付け、そこにもっともらしい理由をこじつけようとするから、スピリチュアルな話になってしまうのです。

「長財布はお金に窮屈な思いをさせないから、お金が逃げていかない」

「長財布はお金にとって居心地が良いから、お金が自然と集まってくる」

といった具合です。

全体の一部分しか見えていないにも関わらず、そこに無理やり結論を導こうとするから、本質を見失ってしまうのです。

言われるがままの視点で見るのではなく、「なぜ、そのように考えたのか?」と、別の視線を意識する。

その心掛けが「原因と結果」を正しく結びつけるのです。

「日本は白と赤がシンボル」「お金より大切なものがある」「時間は一秒でも惜しい」といった内容を掘り下げても、“救急車” は連想できません。

それらは “救急車” を表す一部分に過ぎないからです。

つまり、本質とは一つひとつの問題を掘り下げれば見つかるものではありません。

一歩下がり全体を眺めていると、ある日、突然 “救急車” というワードが浮かび上がってくるのです。

それには、「最初に感じた違和感をどれだけ信じ続けられるか?」が重要なカギとなります。

それが「原因と結果」を見極める最初の一歩なのです。

長財布を使っても金持ちにはなれない最大の理由は、何も考えずに長財布を使っているからです。

ボロボロのスーツにピカピカの財布を持っていても、一流には程遠いのです。

そうは言っても、問題の全体像を捉え、「原因と結果」を見極めるのは、なかなか難しい作業です。

ですから、先ずは「原因と結果」を “” ではなく、“” で考えるクセを身に付けましょう。

この話は奥が深いので、別の記事『原因と結果の見極め方』 を参考にして下さい。

結論だけを言うと、

「お金持ちの多くが長財布を持っているから、長財布に何かしらの秘訣が隠されている」と、

ある “一点” だけを見て判断するのではなく、

「折りたたみ財布から長財布に変えることによって、どれだけ年収がアップするのか?」と、

時間軸を交えた “変化” で「原因と結果」を考えるのです。

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折りたたみ財布を使っている人が、新しい折りたたみ財布を買っても、年収は上がらなかった。

しかし、長財布に変えた途端、年収がアップした。

長財布を使っている人が、新しい長財布を買っても年収が下がることはなかった。

しかし、折りたたみ財布に変えた途端にダウンした。

これらの4つの現象が全て当てはまったときに、「長財布を持てばお金持ちになれる」と言えるのです。

「お金持ちの多くが長財布を持っている」という “一点” を見ただけでは、“変化” は読みとれません。

ですから、この情報だけで「長財布に何かしらの秘訣が隠されている」とは、断定できないのです。

変化で判断する。

それが「原因と結果」を正しく結びつけるということです。

以上をまとめると、

長財布を持つだけでは金持ちにはなれません。

「お金持ちの多くが長財布を持っている」という共通点があるならば、その理由とは一体何なのでしょうか?

その “なぜ” まで掘り下げましょう。

「共通点がある」だけでは、決して終わらせてはいけません。

「なぜその財布を使っているのか?」と考えることは、「どんな財布を使っているのか?」と結果を見ることより、100倍重要です。

本質を見抜くには、原因と結果を “変化” で考えましょう。

それが共通点から学び、本質を見抜くということです。

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