「何をしたら許してもらえますか?」
謝罪の内容も大切ですが、それよりも 13倍 大切なのが謝り方です。
『人は見た目が9割』で一躍有名となったメルビアンの法則
その法則によると、人が相手に伝えているメッセージにおいて、言葉が占める割合はたったの7%です。
ここに、人はどんな謝罪に誠意を感じるのか?
その答えが隠されています。
多くの人は、いくら反省の言葉を口で述べても、行動には移しません。
だから、行動に移すことには大きな意味があるのです。
メールやLINEで謝った方が良いのか?
電話で謝った方が良いのか?
それとも直接会って謝った方が良いのか?
その答えはメルビアンの法則から考えれば明白です。
言葉から読み取る情報量は7%で、言葉以外から読み取る情報は93%です。
そこには13倍の差があります。
直接会うよりLINEの方が気は楽です。
しかし、その心情は相手も知っています。
楽な謝罪ほど、誠意は伝わりにくいものです。
相手に誠意を伝えるためには、見返りを求めず行動で思いやる。それしかありません。
「無駄になるかもしれない」「意味はないかもしれない」
それでも行動するのです。
無意味に思える努力でも、それが相手の心に響いたとき、“意味のある誠意” へと変わります。
ただし、許しを強要してはいけません。
家の前で待ち伏せしたり、相手を付け回したり、何度も「ごめんなさい」とLINEを送ったりするは、ただの嫌がらせです。
一線を越えないためには、仲直りのあとで笑い話にできる行動を心掛けてください。
- 親友と仲直りしたいのであれば、できるだけ多くの友達に相談してみる。
- 恋人に誠意を見せたいのであれば、ディズニーランドデートをこっそり計画してみる。
- 上司に反省の気持ちを示したいのであれば、朝早く出勤してみる。
「心からの謝罪」と「上辺だけの謝罪」
その差は行動に隠されています。
【損する謝罪】
「ごめんなさい。許してほしいです。今から家に行ってもいいですか?」
【得する謝罪】
「今、近くの公園にいます。よし都合が良ければ会って話を聞いてもらえませんか?」
第一章 心に響く『誠意』の伝え方 (本記事)
第二章 言い訳っぽく聞こえる謝罪とは? ☜ 次はこちらの記事へ