学習効率が3倍アップ!短時間で成績が向上するタイムゾーン勉強法とは?

「繰り返し問題を解いてるけど、頭に全然入ってこない」

「勉強ができる人は、どんな勉強をしているのだろう?」

「ドラえもんに出てくる暗記パンが欲しい」

と思ったことはありませんか?

「短時間で成績を上げたい」

それは、誰しもが一度は思うことしょう。

世の中には、生まれつき勉強ができる人もいますが、大部分の人は『勉強の仕方』で、デキるデキないの差が生じます。

今回は、私が「もっと早く知っていれば…」と、後悔するほど効果が高かった『タイムゾーン勉強法』をご紹介したいと思います。

タイムゾーン勉強法

タイムゾーン勉強法とは、脳のパフォーマンスに合わせて、勉強内容を変える勉強法です。

脳のパフォーマンスは、時間帯によって変化します。

朝は、一日の中で最も活性化している状態です。

「頭がスッキリ」と言えば、朝を思い浮かべる人も多いはずです。

昼は、午前中の勉強や仕事で脳が少し疲れてきています。

特に昼食後は眠くなります。

夜は、脳がかなり疲れている状態です。

仕事や勉強がはかどらないと実感する人も多いと思います。

「私は計算科目が苦手だから」と言って

一日中、同じ教科の勉強をする人がいます。

しかし、これは残念な(もったいない)勉強のやり方です。

例えば、朝食から分厚いステーキが出てきたら…

「えっ?朝からステーキ?」と思いませんか?

しかし、勉強においては多くの人が、時間帯を気にせず気の向くままに、学習科目を選んでいます。

それは朝に適した食事メニューは教わっても、勉強メニューは教わってこなかったからです。

学校の時間割を見ても、学習効率を考えられているのではなく、先生の都合で作られています。ですから、「朝に適した勉強とは?」といった疑問すら、今まで抱かなかったのです。

自分の意志で脳の疲労度をコントロールするのは不可能です。

ですから、脳の疲労度に合わせて勉強内容をコントロールする。

これが、タイムゾーン勉強法の特徴です。

では、具体的にどうすれば良いのか?を見ていきましょう。

起床後10分は前日の復習がオススメ

睡眠中に脳内が整理されるため、朝は脳のパフォーマンスが最も高い状態です。

集中力・理解力・ひらめき力

全てにおいて、最も高い水準にあります。

ですから、この時間に「何をするか?」が成績アップのカギを握るワケです。

とは言っても、さすがに朝起きて直ぐは脳もフルパワーを発揮できません。

そのため、起床後5~15分は脳を目覚めさせるためにも前日の復習をオススメします。

私は、前日の夜に理解できなかった内容を、翌朝にもう一度見直すようにしていました。

朝の復習では夜にさんざん頭を悩ませた内容も、スッと理解できることがあります。

こうすることで、

分からない問題を飛ばす『諦めの良さ』と、

時間をおいて考える『問題解決力』

両方のテクニックを身に付けることができます。

朝の1時間は理系科目がオススメ

朝起きてから10分〜1時間は、1日の内で最も頭が冴えている時間帯です。

この時間帯を『勉強のゴールデンタイム』と呼んでいます。

このゴールデンタイムと相性が良い科目が理系科目です。特に計算問題がオススメです。

数ある勉強の中でも計算問題が、脳のエネルギー(集中力)を最も消費します。

「公式を覚えたはずなのに…」

「解答を見れば単純な問題だったのに…」

解説を見て、こう感じた経験はありませんか?

計算問題を解くには、テキストを読むだけでは不十分です。実際に手を動かして問題を解く必要があります。

そのため、計算科目はスキマ時間での学習が難しく、まとまった時間を確保しなければいけません

一方で計算問題は、時間との勝負でもあります。時間をたっぷりとかけてもあまり意味はありません。

時間に追われる焦りの中で、いかに冷静にミスなく解けるか?その本番を意識した学習が、試験のデキを左右します。

つまり、計算問題を攻略するには、

① 集中力

② まとまった時間

③ タイムリミット

これらの3つが必要となります。

一つでも欠けてしまうと、学習効率は極端に低下してしまいます。そのため、朝は計算問題がオススメなのです。

朝は集中力が高く、勉強の邪魔も入りにくく、通学や出勤時間といったタイムリミットも活用できます。

それに、人は締め切りがあると「それまでにやらねば」とヤル気スイッチが入ります。

このように、朝勉には数々のメリットがあります。

「朝、早く起きるのはツライ」という人には少しハードルが高いかもしれませんが、得られるモノは多いため、30分だけでも取り入れてみてはいかがでしょうか?

昼のオススメは思考力を使う勉強

午後も勉強に適した時間帯なのですが、この時間帯の最大の敵は『睡魔』です。

この睡魔を攻略しないことには、どれだけ教科書とにらめっこしても、成績アップは夢物語に終わってしまいます。

食後は食べた物の消化にエネルギーが使われてしまうため、脳の活動が抑制されてしまいます。

つまり、食後の脳は『休憩モード』に入ります。

これは体の仕組みなので、どうしようもありません。

そこで、押してダメなら引いてみる作戦です。

昼食後は睡魔と戦うのではなく、睡魔を受け入れて、堂々と昼寝してしまいましょう。

10~15分寝るだけで、頭はかなりスッキリします。

全体効率で考えると、昼寝の10~15分はその後の効率アップで簡単に取り戻せます。

ただし、30分以上寝てしまうと逆に眠気が増してしまいますので、寝過ぎには十分注意しましょう。

そして、眠気がなくなった後は『第2のゴールデンタイム』となります。

この第2のゴールデンタイムには、文章を読んだり、考えたりする勉強がオススメです。

具体的には、多読・記述問題・長文問題などです。

この時間帯の頭の中は、情報がほどよく散らばっている状態です。そのため、意図せぬ形で情報が結び付き、ヒラメキが生まれやすい状態となります。

「これって、こういう考え方もできるのでは?」

「この内容は◯◯と関係があるかも?」

といった感じです。

クリエイティブな作業もこの時間帯がオススメと言われています。

知識は繋がりを持つことで、頭に定着しやすくなりますので、是非とも参考にしてみて下さい。

夜はモチベーションを考慮した勉強を心がける

夜にもなると脳は疲弊しています。この疲弊も勉強にとっては大敵です。

疲弊している脳にムチを打ち続けると、勉強自体がイヤになる可能性があるからです。

そのため、夜にオススメする勉強は二種類です。

① 自分が好きな勉強

② 暗記科目

順番に見ていきましょう。

その1 自分が好きな勉強

好きという感情は、モチベーションに繋がりやすいものです。

どんなに疲れていても好きなことならできる、という経験は誰しもがあるはずです。

ですから、好きな科目の勉強は、朝や昼には手を付けず、モチベーションが下がりやすい夜にやる戦法をオススメします。

こうすることで、ストレスを最小限に抑えつつ、トータルの勉強時間を稼ぐことができます。

ただし、ここで1つ注意点があります。過度に1つの内容に熱中し過ぎないことです。

どんな人でも、夜は感情的になりやすいものです。

人間関係においても、夜に送った長文を、翌朝「なんでこんなメールを送ってしまったんだろう」と後悔したことはありませんか?

夜の脳は、感情的になりやすいため、論理性が欠けてしまいがちです。

「解けない」「納得できない」「腹が立つ」という負のスパイラルに陥り、本質を見失いやすくなります。

そういった場合は、該当箇所に付箋を貼って翌朝に考える様にしましょう。

夜には全く入ってこなかった内容でも、朝にはスッと理解できることがよくあります。

脳の特性を理解して、ストレスを貯め過ぎないことが、勉強を長続きさせるコツです。

その2 暗記科目

繰り返しになりますが、夜の脳は意外とポンコツです。

論理性に欠け、頭の回転が鈍くなっているため、そもそも勉強に向いていません。

そのため、あえて勉強するならば、思考力をあまり使わない暗記科目がオススメです。

私たちの脳は睡眠中に、暗記モードに入ります。

一日の情報を整理し、『重要な情報=覚えるもの』『重要ではない情報=忘れるもの』に区別していきます。

しかし残念ながら、「喜怒哀楽に関する情報」や「生死に関わる情報」は脳にとって重要度が高い情報として処理されるのですが、感情が伴わない「勉強」は重要度が低い情報として処理されます。

だからと言って、勉強において毎回、喜怒哀楽を爆発させたり、死にかけたりするワケにもいきません。

そこで、勉強においては繰り返し学習することで、脳に「この情報は重要だよ」とアピールします。

いきなり覚えようと頑張るのではなく、まずは「見たことがある」状態を目指して何度も見る。毎日1分だけでも、とにかく見る。

このように何度も目にすることで、「この情報は何回も入ってくるから重要かもしれない」と、脳が認識してくれるワケです。

これならば、テレビのCMの間や歯磨きの合間といったスキマ時間での学習も可能です。

特に、寝る前に見た内容は記憶定着の効果が高いと言われていますので、就寝30分前にパラパラをテキストを眺める習慣を身に付ければ学習効率は一気に高まります。

一回で覚えられないのは「脳の構造上、仕方がない」と割り切って考えれば、覚えていないことに対するストレスやプレッシャーを軽減させることもできます。

夜の勉強のポイントは、頭を使う作業を極力避け、ルーチン学習に持っていくことです。

今回の話をまとめると

朝には朝の、昼には昼の、夜には夜の勉強法があります。

今回のポイント
  • 起床後10分は、目を覚ますため、前日の復習をオススメ
  • 朝は、脳が活性化しているため、理系科目がオススメ
  • 昼は、ヒラメキが生まれやすいため、思考力を使う勉強がオススメ
  • 夜は、脳が疲れているため、好きな科目と暗記科目がオススメ

成績を向上させるコツは、継続すること

継続するコツは、ストレスを貯めないこと

ストレスを貯めないコツは、脳の構造を理解することです。

同じ勉強時間でも成績に差が生まれる原因は、『脳の違い』ではなく『脳の使い方の違い』です。

重要なのは、脳の疲労度を考慮して勉強を行うことです。

今回ご紹介した『タイムゾーン勉強法』は、同じ勉強時間でも効率を何倍にも上げることが可能です。

これらは、私が中小企業診断士の受験勉強で、実際に試してみて効果を実感した勉強法です。

「頑張っているけど、成績がなかなか上がらない」という方は、是非とも試してみて下さい。

あなたの目標達成に、少しでも参考になれば嬉しい限りです。

最後までご精読いただきありがとうございます。

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